子どもを待つということ

プレップ入学を1年遅らせる決断をしてから早1年。

長女ひめの入学が近づいてきました。

 

5歳になった今でも、キンディでは毎朝「ママ行かないで!」としがみついてくるひめ。

先生も慣れたもので、私が帰りたそうにしていると、ひめを抱っこしてくれます。

 

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オリエンテーションの日

そんなひめですが、同じクラスの子が何名も同じ学校に行くこともあって、プレップに行くのは昨年ほどは嫌がっていません。

 

そうして先日、ついに「初オリエンテーションの日」がやってきました。

 

「ママとずっと一緒じゃないならプレップ行かない!!」と言っていたひめ。

 

学校に行く前に、同じくオリエンテーションに参加するキンディのお友達とカフェに行き、少しリラックスする時間を設けてから、いざ学校へ。

 

集まっていた子ども達の名前が次々に呼ばれ、それぞれ先生とクラスに向かいます。

 

なかなか呼ばれないひめ。

キンディのお友達の名前はどんどん呼ばれて、皆いなくなってしまいました。

 

ようやくひめの名前が呼ばれると、号泣

 

先生が気づいて、手をひいて行ってくれました。

 

そんな姿を見ると、私も涙が出そうになり、鼻がつーん...

「頑張れ、ひめ。」

 

他のママ達とおしゃべりしながら、学校の図書館で待つこと1時間。

 

笑顔で戻ってきました!!

 

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私と別れた後は、持って行ったお気に入りのウサギのぬいぐるみで涙を拭いて、それからは泣かなかったとのこと。

 

「クラゲのクラフトをして、おもちゃで遊んで、テディベアをもらった。」と笑顔で教えてくれました。

 

あぁ良かった。

これでまたひとつ、大きなステップを超えたなと感じた瞬間でした。

 

成長を感じる出来事

もともと勇気のある子なら簡単にできることも、怖がってできないことが多かったひめ。

この1年で自信がついて、これまでできなかったことに挑戦することが増えてきました。

 

手のひらに "Stick Insect" を乗せたり、

 

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木に登ったり。

 

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昨日は、初めてプールで5秒ほど潜って泳ぐこともでき、びっくり!

 

以前は「できない!」とやる前から諦めていたことに、チャレンジする姿に胸があつくなりました。

信じて待つ

学校入学を遅らせることを悩みに悩んでいた1年前。

 

すっごく優しいけど、泣き虫で臆病で、チャレンジする勇気がないひめでしたが、今なら完全に、自信を持って送り出すことができます。

 

子どもを信じて待つということ。

 

親が焦って、なんとかしなくちゃと思うこともあるけど、

子どもはゆっくりと、着実に成長してる。

 

本当に、この一年間待ってて良かったと思います。

 

 

一年前の記事。

www.mamakoala-ikuji.com

 

結局、コミュ力、体力、日本語の勉強もこの一年でほぼ問題は解消されました。

 

www.mamakoala-ikuji.com

 

この時書いていた、”VERY SHY” な性格も、最近は "SHE'S COME OUT OF HER SHELL" と会う人会う人に言われるようになりました。

 

本当に待っていた甲斐があった!!