我が家の1歳9ヶ月の次女。自立心旺盛で陽気な子ですが、とにかく困っているのが、何度叱っても全く効果がないこと。
今日は思わず次女の手をピシャリと叩いてしまいました。後悔と反省、今後の対応の備忘録です。
ことの経緯
私が夕食の準備をしていると、キッチンにやってきて、触ってはダメと何度も何度も言っているオーブンのスイッチを回した。
注意してもヘラヘラ笑っている。
オーブンのすぐ上には熱いフライパンがあった。
そこにも手を伸ばそうとしたので、思わず大きな声で「ダメ」といい手をピシャリと叩いてしまった。
それでもまだヘラヘラ笑っているので、次女と目線が合うようにしゃがみ、次女の手を取り、もう一度(かなり強く)ピシャリと手を叩いた。
それでも泣きもせず、ヘラヘラしている次女。
「火傷したらもっと痛いんだよ。」と真剣に叱ったけど、聞いているのかわからない。
「ちゃんとママの目を見て。」と言うと目線を合わせて真面目な顔になった。
その後は「うん、うん」と聞いていたけど、本当にわかっているのか、、、
響かない子
次女はいわゆる響かない子です。
そして「これをしたい」という欲求に頭で考えるよりも先に体が動くタイプで、衝動的に行動します。
なので、危険が沢山。
動き始めてからこれまで何度ヒヤヒヤしたことか。
転ぶ、落ちる、はさむなど、いつもどこかに青あざがあるような毎日です。
そして、一番問題なのが、叱っても叱っても聞かないこと。
「危ないから、落ちるから、滑るから、痛いから、やめなさい」が効きません。
実際に痛い目を見ても、もう一度試そうとする次女。
正直、ちょっと頭が弱いのかな、と思ったりもするほどですが、おそらく、好奇心が強すぎるのだと思います。
そんな次女とは正反対の長女。
ちょっと声色を変えただけですぐに悲しくなり涙が出てきます。
長女には効果的だった「叱る」という方法ですが、次女には効果がないのでは?と感じています。
響かない子への叱り方
怒られているのにヘラヘラ笑っている子は、実は怒られたくないゆえの防衛反応だという記事を見つけました。まだ小さいのでそれがあてはまるかはわかりませんが、もしかしたらそうかもしれません。
ダメと何度言っても止めないのは、子どもの脳が何か新しい刺激を受けた時に脳内で分泌されるドーパミンのせいだ、という記事も見つけました。
ドーパミンには「分泌前にした行動に過剰に注意を向ける」という性質があるそうです。
確かに次女にはこの二つはとても当てはまる気がします。
ドーパミンのせいと考えると、突発的な行動や繰り返す行動も理解できます。
親としては大変だけど。
じゃあ、どうやって叱ればいい?
響かない子へ危ないことややってほしくないことを伝えるには、言葉だけではなく、行動をもってやめさせるのが大事。
例えば、テーブルの上に登っているのを見て、キッチンから「やめなさい」というのではなく、実際にテーブルに登っている子を下ろし、目線を合わせながら「テーブルは登るところじゃないからやめてね」というのが大事とのこと。
長らく保育の仕事をしている知人から聞いたこの言葉。
次女のような行動が先にくるタイプの子には効果的だそうです。
彼女いわく、目を見ながら話すのがとにかくポイントだそう。
私自身が何かをしながら注意したり、叱ったりすることが多いので、これを機に自分の行動も改めようと思います。
寝る前の次女
寝る前に泣いている次女。よく聞いていると「ママ、ばっちーん」と言っています。
次女の部屋に行き、抱っこしながら聞いてみると、
「ママ、ばっちーん、いたいいたい」と泣いています。
あぁ、次女に私の怒りは伝わっていたんだな、と思ったのと同時に後悔。
「ごめんね。痛かったよね。」というと
「うん、いたいいたい。(手を指差し)ばっちーん。ママ、めっ(ダメ)」という次女。
怒られている最中は何も感じていないような表情だったのに、夜寝る前にこんな風に泣くなんて。
ずっと私の手を握りながら眠りにつきました。
こんな風に感情に任せて叱りたくない。ましてや、叩いてもなんにもならない。
もっと効果的に伝わるように叱れるようにならなくちゃ、と思った夜でした。
長女との違い
次女を怒っている最中、ずっと悲しそうな顔で自分の両耳を塞いでいた長女。
長女は怒りや、声色がちょっと変わっただけですぐに反応するタイプです。慎重で臆病なので基本的に危険な行動はしませんでした(しても「あぶないよ」ですぐにやめる)。
別の人間とはわかっているけど、次女を育てて初めて、これだけ大きな違いがあることに気づきました。
子育てって本当に奥が深い。
とりあえず、
大きな事故や怪我なく、次女を無事に育てていけますように🙏