生きていることの奇跡

しばらくこちらのブログを更新できていませんでした。

 

先月身内におきた出来事に感傷的になり、ブログを書こうと思ってもなかなかキーボードが打てない毎日。

 

サブブログは更新できていたのですが、こちらはもう少しパーソナルなことを書いているブログ。

 

気持ちの落ち込む日も多かったのですが、私自身の気持ちも整理するために、この間の出来事を綴っていこうと思います。

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双子の甥っ子

先月、義弟夫婦に双子の男の子が誕生しました。

 

数ヶ月前に双子の一人に深刻な問題があることが発覚していましたが、そのまま妊娠を継続していた矢先、

 

28週での出産でした。

 

700gちょっとと1200gちょっとの小さな男の子たち。

とっても可愛い子どもたちです。

 

でも、問題のあったひとりは出産後12時間で亡くなってしまいました。

 

もうひとりは保育器のなかで順調に成長しています。

 

喜びと悲しみ、そして不安がいっぺんにおきた義弟夫婦のことを思うと、本当に心が痛みます。

 

義母、義父、そして夫。家族みんながこの出来事を受け止めるのに涙しました。

頑張った赤ちゃん

亡くなった赤ちゃんのお別れ会を先日行いました。

 

この世に生まれてたった半日。

ママとパパに抱かれて、短い時間を過ごした赤ちゃん。

あまりにも短すぎる人生でしたが、必死に頑張ったね。

 

私自身も流産を経験しているので、この世で生きていけない命があることは重々理解しているけれど、生まれてきてもこんなに短時間で亡くなってしまうという事実がただただショックでした。

 

でも、この子は生きて産まれてきました。

みんなに顔を見せてくれました。

本当に頑張って生きたと思います。

頑張っている赤ちゃん

みんなの希望、頑張っている赤ちゃん。

 

まだまだ小さいけれど、この子は生きようと必死に頑張って、この子を生かそうとドクターやナース、義弟夫婦は頑張っています。

 

なんとかこのまま成長を続けて、いつか娘たちと遊ぶ姿を見るのを楽しみにしています。

娘へ伝える

まだ何もわからない2歳ぽぽはさておき、赤ちゃんが二人いること、産まれてきたことはわかっている4歳ひめ。

 

双子のひとりが亡くなったことをしばらく伝えられませんでした。

 

でも、「ひとりの赤ちゃんは弱かったこと、小さかったこと、生きていけない命があること」を伝えると納得したようでした。

 

難しかったのが、「亡くなったあとはどこにいくのか。」

 

「お空に行く」

「土に還る」

「海に還る」

 

など、色々なパターンがあることを教えると、

 

「お星様はみんな人なの?」

「土に埋めたら芽がでてくるの?」

 

となったので、最後は「心の中にいるよ」と伝えることにしました。

 

大人にとっても難しいこの質問。

 

正しい答えはわからないけど、「あなたのいとこは頑張ってこの世に生まれてきたんだよ。」ということを覚えていてくれるといいなと思います。

最後に、

昨日、プレイグループのママが生後2週間の赤ちゃんを連れてきました。

 

抱っこさせてもらった新生児。

 

軽くてほやほやしてて、

生まれたての小さな小さな命に感動して涙が出そうになりました。

 

そしてそんな命を生み出しているママたちを心から尊敬します。

 

頑張って生きようとしている甥っ子を抱くことができる日を楽しみに。