この数週間、週一で夫の従姉妹の家に遊びに行っています。夫の従姉妹は私とほぼ同世代、30代半ばで4歳と2歳の男の子のママです。そして現在妊娠中。かなりアクティブな男の子二人がいて相当忙しいはずなのに、いつでも笑顔です。
彼女から学んだオージー流子育て。私もこんな風に子育てしたみたいなと思わされる数週間です。
オージー流子育て
オージー流子育てを一言で言うと、
「とにかくいろんなことの許容量が広い。」
これに尽きます。(注:これはすべて私の主観です。すべてのオージーに当てはまりません。)
裸足で砂利の上を歩く2歳児。かなり痛そう。
オージー流:「すぐ靴をぬいじゃうのよね〜。」
私:「痛いから、靴履きなさい。ほら、痛いでしょう。履いて!」
ニワトリ小屋に裸足で入る2歳児。
オージー流:「すぐ靴をぬいじゃうのよね〜。ほんと靴が嫌いなのよ、あの子。」
私:「靴履かないなら、ニワトリ小屋に入ったら駄目!」
プールに石を投げる2歳児。
オージー流:「まぁ、しょうがないわ。あとで拾うわ。」
一応冬なので結構プールの水は冷たい。
妊婦なのに水着に着替えて来た。
プールに入った。「冷た〜い」といいながら一生懸命足で拾っている。でも、全部には届かない。
見ていた86歳のおばあちゃん。「私が取ってあげる。」と水着に着替えて来た。
「フレッシュで気持ちいいわ。」
でも、石には届かない。
それを見ていた2歳児。
「僕も入る」と言わんばかりに騒ぎ出した。
結局裸ん坊になって入った。
それを見ていた1歳次女。
「私も入る」と騒ぎ出した。さすがに私も「だめ」とは言えず、次女を裸ん坊にしておばあちゃんに託す。
次女、水がかなり冷たいことに気づいてすぐ戻ってくる。
「石は週末にでも旦那に拾ってもらうわ。」と言っていたけど、数週間たってもそのまま。きっと夏までそのままだと思う。
私:石を投げた時点で「やめなさい」
洗濯をするたびに、排水溝から出てくる泡で遊ぶ子どもたち
オージー流:「面白いよね。毎回泡がでてくるのよ。小さい子が落ちたら困るから蓋だけ閉めておこうね。」
私:「洗濯の泡、触っていいの?汚れてない?やめて!私に投げてこないで!」
家の中を汚い長靴を履いて歩く2歳児
オージー流:「長靴を自分で履けるようになったのね。歩く度に音が聞こえるからどこにいるか分かっていいわ。」
私:「家の中では靴は脱いで!特に汚い靴は絶対に!!」
立ち歩きながらご飯を食べる2歳児
オージー流:「どうしてあなたの子は座って食べれるの?」
私:「立って食べたら喉に詰まるかもしれないから駄目。立つならごちそうさまだよ。もうおしまい。」
(ちなみに、4歳男の子が小さい時はもっとひどかったようで、幼稚園に通い出したら座るようになったそうです。)
家の横を流れる小川で石を投げる子どもたち
オージー流:ただ見てるだけ
私:「人にぶつけないように投げて。気をつけて!」
みみずを見つけた子どもたち
オージー流子育てで育った子:「ほら見て、触ってごらん。」
私の子:「いやっ、ママ助けて、怖い!」
毎回、行くたびに、「ワイルドだぜ〜」ってスギちゃんがの声が頭の中でこだましてます。
私だったら絶対にNGな行動まで、彼女の中では許容範囲。彼女の子育てがあまりにも自由で、子どもたちが自由に過ごしているのをみて、
「この子達は本当にのびのびしてる。私って本当に口うるさいすぎ。もっと自由にさせよう!」
って思いながら帰って来ています。
オージー流子育てを試してみた
そんな訳で、私もオージー流子育てを見習って、長女が片方しかない靴下2足を組み合わせて履くことに決めた時は、
「いいね!ナイスアイディア!」と言ってみました。
「でしょ。いいよね。」と嬉しそうに、他に両方揃った靴下があるにも関わらず、洗う度にこの組み合わせで履いています。
確かに、キンディーでも違う種類の靴を組み合わせて履いている子を前に見たことがあるし、こんなのはオージーには朝飯前なんだろう。
(その子は靴下も合っていなかった、たぶん彼なりのこだわりだと思う)
私の夫もオージー。結構真面目な方だけど、やっぱりオージー。
今日は子どもたちのお風呂を任せたら、次女はパジャマでなくて、お気に入りのワンピースを着て出てきました。しかもワンピースの下にはふわふわの、これまたお気に入りのスカートを履いて。
「来たいっていうから、、、いいんじゃない別に。」と夫。
オージー流ならそのまま寝せるのか、、??
迷ったけど、パジャマに着替えさせて寝せました。
完全オージーにはなれない純日本人のままこあらでした。